休日のルーティンである''ゆるい''ランニング中
視界の端に違和感を覚え、ふと空を見上げる
一瞬、クジラに飲み込まれた錯覚に陥った
実際というか当然、クジラの腹のなかに入ったことはない
でも自分を含め周りの空間ごと飲み込まれた感覚が身体を走り抜ける
すぐにピノキオとゼペットじいさんが頭に浮かぶ
小さいころ絵本やディズニー映画で観た記憶がそうさせた
クジラに飲まれる話は神話的なひとつのテーマらしい
腹のなかというのは、食べ物が消化されて新たなエネルギーが作り出される暗い場所
英雄が生き物の腹のなかに入り、最後には精神的な変身を遂げ、新しい生き方に到達する
このあとの生き方どうなる、どうする…私